「赦す」って難しいですか
「赦す」って、色んな言葉で説明されてるど、これほど難解に感じるテーマも無いよね。
このブログでも、きっと何度も書くことになると思いマス。
最初に「赦し」というものを知ったのは、やっぱり、というか、バシャール。「手放す」という言葉でしたけど、言ってることは同じ。同じなんだけど、その頃は、意味を正確に捉えられるわけもなく・・・
「なんか意識しないようにすればいいみたい?」
なんて、だいぶ明後日の方向に解釈してましたねぇ。
ここ数年、ゲイリー・R・レナード氏の「神の使者」を読み始めてから、やっと「赦し」の意味が解ってきた感じ。
ロバート・シャインフェルド氏の「ザ・マネーゲームから脱出する法」にも似たようなことが書いてあるんだけど、回りくどくなりすぎてて、本質が伝わってこなかった→主に、私に。
まぁ、そんなこんなで、「赦し」の意味、さっぱりわかってなかったんですよね。「許し」だと思ってたり、「緩し」だと思ってたり。なんちゃってスピ系だと「ユルシってコトダマがあらわすのはぁ」なんて言ってたりしますけど、そういうの、ぜんっぜん関係なかったしね。
「赦し」は「赦し」って言葉以外、使えないんだわ。
何故なら・・・
「捉え方を本来の姿に戻す」ってことだから。
そもそも、この世は幻想だから、目の前に現れるものは全て、存在しない。
だけど、エゴが主体になっていると、反応してしてしまうよね。そうすると、目の前にあるものは現実だと感じてしまう。
で、昔の自分は、「起きた出来事を許す」だと思ってたのね。
「こんな嫌なことが起きたけど、まぁ、許してあげますよ、みんな許せって言うし。その代わり、次にこんなこと起こしたら・・・わかってますよね?」って感じだった(笑)
どんだけ、上からなの・・・はぁ、知らないって、怖い。
じゃあ本来の「赦し」って何よ、ってことなんだけど。
「全部幻想なのに、うっかり実在するって思って反応しちゃいましたっ!!赦すから、赦してぇ!!!」なんだよね、手っ取り早く言うと。
目の前で起きたことは、実際には起きてない。
何故なら、幻想だから。
幻想の中で起きた出来事については、誰の責任でもない。
だって、幻想だから。
だから、何にも起きてなかったし、誰も罪は犯してなかった。
・・・はずなんだけど、「でも、おまえ、こういうことしたじゃん、謝れ、責任とれ」って感じちゃうから「全て幻想だったことを思い出して、何も起きておらず、誰にも責任がないことを思い出します」っていうのが「赦し」の意味なんだよね。
ほら、許可でも、緩んでもないでしょ?
そんで、次に何するかってことなんだけど、ひたすら赦す。
ただただ、赦す。
最初は赦すことばっかりですよ・・・朝起きて、いきなり赦す。
ちっくしょう、仕事行きたくないな・・・あ、赦します、みたいな。
満員電車を見てうんざりして・・・ん、赦す、って感じで。
そんな風に赦して、赦して、赦しまくるわけです。
そうすると、どうしても赦せぬ、むしろ、赦したら負け!って感じることが出てくる。
そういう時はどうすんの・・・?って話は、次回に。